口唇ヘルペスの薬ゾビラックスとは

投稿日:2017-08-01 更新日:

ゾラビックスは、バルトレックスができるまでのヘルペス治療薬の第一選択薬でした。

バルトレックスと効果は同じで、服用期間も5日と変わらないのですが、一日に服用する回数が200mgが5回とかなり服用薬としては面倒な薬でした。

その後バルトレックが出たことで、服用薬としてのゾラビックスはほとんど使用されなくなり、軟膏などが便利ですので使用されています。

軟膏の市販薬にもこの成分が入っているものが発売されています。

現在では、バルトレックスを服用して、更にゾラビックスの軟膏を併用するのが一般的になっています。

ゾビラックス

ゾビラックスとは、抗原虫剤のアシクロビルを有効成分とする口唇ヘルペスの内服薬・塗り薬です。

ゾビラックスは口唇ヘルペスの、性器ヘルペスや水ぼうそう・帯状疱疹などヘルペス全体の病気に効果があり、内服薬。塗り薬、点滴などで使用されています。

口唇ヘルペスの内服薬で有名なバルトレックスの有効成分バラシクロビルは体内でアシクロビルに転換されるので、ソラビックスと効果は全く同じです。

バラシクロビルはアシクロビルにL-バリンを結合したプロドラッグで、アシクロビルより血液への吸収率が良く効果が長時間持続します。

「ゾビラックス」と「バルトレックス」の口唇ヘルペスに対する効果は全く同じですが、ゾビラックスは200mgを1日5回服用、ですが「バルトレックス」は500mgを1日2回の服用で済みます。

ゾビラックスは1日に5回服用しなければいけませんので、通常は①朝食後、②昼食後、③午後4時頃、④夕食後、⑤就寝前の合計5回服用するようにしています。

このような事情から現在ではゾビラックスの服用薬を使用する事はほとんど無く、塗りぐすりが主流となっています。

ゾビラックス
ゾビラックスは始めての抗ウイルス剤

ゾビラックスはアシクロビルを有効成分に含む「第一世代の抗ウイルス薬」です。 ヘルペスに対して効果の高 ...

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ゾビラックスの副作用について

ゾビラックスはヘルペスウイルスに強い効果を持っています。そこで心配になるのが副作用になります。

ですが、ゾビラックスはすでに多くの人が利用をしている安全性の高いお薬ですので、副作用を上回る効果が期待できます。

ゾビラックス服用時の副作用発生率を見てみますと

  • 帯状疱疹に使用した場合の副作用発生率は5.91%
  • 単純疱疹に使用した場合の副作用発生率は1.12%
  • 水痘に使用した場合の副作用発生率は1.05%

主な副作用としては、

腹痛、下痢、嘔吐などの消化器系の副作用があります。

また血液検査をした場合に検査値の異常として、

TG(中性脂肪)上昇
肝機能酵素(AST、ALT、LDH)上昇
BUN上昇
好酸球増多

ほとんど出ませんが重篤な副作用として、

アナフィラキシーショック、アナフィラキシー(呼吸困難、血管浮腫等)
汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少
播種性血管内凝固症候群(DIC)、血小板減少性紫斑病
急性腎不全
精神神経症状
中毒性表皮壊死融解症(TEN)、皮膚粘膜眼症候群(SJS)
呼吸抑制、無呼吸
間質性肺炎
肝炎、肝機能障害、黄疸
急性膵炎

などがありますが、お薬の場合にはどうしても個人差がありますので、一定の確率で上記のような症状が出る場合があります。

万が一症状が出た場合にはすぐにお医者さんに行ってみてもらいましょう。

ヘルペスウイルスはゾビラックスに耐性を形成する可能性があります。このような耐性菌が出てしまいますと、ゾビラックスは効果が無くなります。

耐性形成はヘルペスウイルスがチミジンキナーゼやDNAポリメラーゼ(DNAを合成する酵素)を変化させることで、ゾビラックスが作用できないようにしてしまう事で生じると考えられています。

長期間ゾビラックスを投与していると、ヘルペスウイルスが耐性を獲得してしまう場合がありますので、ゾビラックスを使用しても効果が無い場合は耐性化している可能性があります。

このような場合にはすぐに別の治療法に切り替える必要があります。

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