ヘルペスの出来やすい部位とは
ヘルペスは基本的に体の部位どこにでもできます。
やはり見てすぐに分かる部分のヘルペスが気になります。
口の回りにできる口唇ヘルペスと性器にできる性器ヘルペスが一番出来やすく更によく見える部分です。
これらのヘルペスはいつもの事だと軽く見ている人が多くいますが、ヘルペス菌はそのままにしておきますと更に暴れだします。
口唇ヘルペスは、水ぶくれができる前に治療してしまいませんと、ヘルペスウイルスが沢山出てきますのでの他の部分に感染させてしまいます。
特に感染させたくない部分は目です。
目にヘルペス菌が感染しますと、角膜ヘルペスという症状が出てきてしまいます。これは失明原因の一位になっています。
性器ヘルペスも早期に治療をぜずにそのままにしておきますと、足のあちらこちらにヘルペスによる湿疹が出てきてしまいますので治りが悪くなります。
ヘルペスができる部位による症状の違い
ヘルペスは、身体中のどこにでも感染症状を出します。
発症する部分によって名称も違い、症状も異なってきます。
単純ヘルペス(疱疹)の代表的な症状は下記のようになります。
- 「口唇ヘルペス」唇や口元周辺にできます
- 「顔面ヘルペス」鼻、額、瞼や目など、顔面や顔周辺にできます
- 「性器ヘルペス」男女問わず性器や肛門、臀部にできます
皮膚科学会の統計調査では、口唇ヘルペスが一番多く、性器ヘルペス、顔面ヘルペス、カポジ水痘様発疹症の順に発症数が変化しています。
ヘルペスは全部で8種類ありますが、口唇ヘルペス、性器ヘルペスが圧倒的に多いタイプのヘルペスです。
その他ヘルペス
- 「歯肉口内炎」
- 「耳・頭部のヘルペス」
- 「ヘルペス性ひょう疸」
- 「躯幹・上肢のヘルペス」
- 「性器ヘルペス」
- 「恥丘・肛囲のヘルペス」
- 「陰嚢のヘルペス」
- 「殿部のヘルペス」
- 「下肢のヘルペス」
口唇ヘルペスはそのままにしておきますと更に上に登って、鼻の下や鼻周辺へ感染が拡大する場合があります。
帯状疱疹は身体の右半分左半分など、どちらか一方に出て、帯状に湿疹や水ぶくれが発症し、激痛を伴うのが特徴です。
顔にできるヘルペスは見た目が悪い
顔に出来るヘルペスの症状は、額から眉が腫れあがり、ひどい水ぶくれとなってしまうこともあります。
又、瞼に水ぶくれができると目を開けるのも大変になってしまいます。
眼球にまでピリピリした痛みが発生して辛い状態に至る場合もあり、それは目の神経にヘルペスウィルスが影響していると考えられています。
顔に広がった顔面ヘルペスは、ピリビリした顔面痛を全体に発症させますので、顔が痛くて何もできません。
メイクどころか、酷い湿疹や水ぶくれで顔は酷い状態ですから、恥ずかしくて外出をする気にもなりません。
顔に出来るヘルペスに対しては、重症化したりする前に、早期にバルトレックス500やゾビラックス軟膏などの抗ウィルス剤で治療しましょう。
角膜にヘルペスが感染しますと、角膜ヘルペスになってしまいます。
-
角膜ヘルペスの治療
目次1 角膜ヘルペスの治療1.1 角膜ヘルペスは診断が遅れる1.2 角膜ヘルペスの治療が遅れると2 ...
頭皮でもヘルペスは発症します
ヘルペスは頭皮にも赤いブツブツの発疹や、小さな水ぶくれができてしまうことがあります。
髪の毛で隠れていて見えないので発疹に気づかず、皮膚炎のひどい痛みを頭痛と勘違いして診断が遅れる場合がよくあります。
治療が遅れますと、それだけ感染範囲も拡大し、症状も悪化し重症化してまいますので、早めの治療が大切です。
頭皮の痛みは、いろんなケースがありますのでそれが頭痛なのか、できものなのか簡単に見分けできないケースが多いようです。
頭部のヘルペスは診断が遅れますと重症化するケースが多いので、なかなか治らない頭痛は医者に行ってみてもらいましょう。
ヘルペスの痛みの特徴について
ヘルペスの痛みの特徴は、皮膚表面のピリッとした傷みと表現されます。
最初はムズムズから始まって、ピリピリした、引きつるような痛みや、赤く腫れて患部に熱を持った状態になります。
その後、水ぶくれ状態になっていくので、水ぶくれ状態になってしまう前にバルトレックスやゾビラックスなど抗ウィルス剤で治療できると軽症で済ます事が出来ます。
額などの顔面ヘルペスの場合、最初の内はニキビや吹き出物と勘違いする事で治療が遅れる場合があります。
できるだけ早期に区別して、ヘルペス治療薬で治療をすることが大切です。
又、ヘルペス予防には『リジン』という必須アミノ酸の服用が効果的とされます。
-
L-リジンの詳細
リジンはお米などの穀類には多く含まれていないので、肉類や魚介類、牛乳やチーズなどの乳製品や納豆や豆腐 ...