赤ちゃんがいる時にヘルペスに感染した場合には、キスをするのは危険です。
可愛い赤ちゃんにヘルペスを移すのは簡単です。
同じタオルの使用やくしゃみなどで、赤ちゃんにヘルペスが感染してしまいいます。
赤ちゃんのヘルペスは、身型、中枢神経型、表在型(皮膚型)に3つのタイプに分類されます。
全身型の場合には多臓器不全により死に至る事があります。
中枢神経型もヘルペス脳炎と言われる中枢神経症状脳や肝臓などに後遺症が残る場合がありとても危険です。
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ヘルペスの感染経路について解説
ヘルペスの感染経路は何処からくるでしょう? 実はヘルペスの感染経路はヘルペスの種類により多岐にわたり ...
赤ちゃんとの接触で気を付ける事
ママと赤ちゃんが使うタオルや衣類を完全に別にしておきましょう。
くしゃみなどは飛沫感染で赤ちゃんにヘルペスを移してしまわないように、接するときはマスクをするように心がけましょう。
当然ですが早期にママの症状を治すようにしておくことが大切です。
赤ちゃんのヘルペスと症状
赤ちゃんの口の周辺や、口内に水ぶくれ(水泡)ができる「ヘルペス性口内炎」は母親から単純ヘルペスウィルスを移された時に発症します。
出産時に産道を通して母子感染する「新生児ヘルペス」などもあります。
ヘルペス性口内炎
「ヘルペス性口内炎」は、母親から単純ヘルペスウィルスを移されて初めて新生児に発症した時におきます。
急な39度ほどの熱を出して、元気がなくなり食事も上手に取れなくなってしまいます。
この熱はすぐに収まるのですが、その事に気を取られていて口腔内にヘルペス性の水ぶくれが出ているのに気が付かない場合があります。
ヘルペス性の口内炎の発見が遅れてしまいますとウィルスは更に活発化し、食事をしなくなってしまいますので脱水症状を発症するようになります。
この状態が長く続く場合には、入院治療になります。
赤ちゃんにこのような女状態を続ける事は見ていて辛いので、極力単純ヘルペスウィルスを持っている母親や親族は、頬ずりやキス、口移しなどで、乳幼児にヘルペスウイルスを感染させないように注意しましょう。
家庭内ではタオルやコップの使い回しなど日常生活でも感染してしまいますので、みんなで注意をしましょう。
新生児ヘルペス
新生児ヘルペスは、母親がすでにヘルペスウィルスに感染している場合には妊娠中の胎内や出産時に赤ちゃんに感染させてしまう事もあります。
新生児ヘルペスは、危険な病気で気を付けませんと命を奪われてしまうケースもあります。
新生児がヘルペスウィルスに感染すると、全身にヘルペスウイルスが回ってしまいますので、呼吸困難や脳炎などにもなってしまいます。
早期発見してバルトレックスなどで抗ウィルス剤で治療をするのですが、後遺症が残るケースが多いので極力事前に対応しておきましょう。
新生児ヘルペスは怖いので、事前にご自身が口唇ヘルペスなどを持っている場合には産婦人科のお医者さんにその事を伝えておきましょう。