口唇ヘルペスは簡単に感染します。
口唇ヘルペスで最も多いのが、接触感染。
水ぶくれがすごいときはウイルス量が非常に多くなり感染力が強くなりますので、症状がなくなるまではほかの人への感染に注意を払うことが大切です。感染を予防するために下記のことを心がけましょう。
- 感染時に使ったタオルはほかの人と共有しない。タオルはよく洗い、日光でしっかり乾かす。
- 感染時に使ったグラスなどの食器はほかの人と共有しない。食器は洗剤できれいに洗う。
- 患部は極力触らない。水ぶくれを破らないよう気をつける。
- 患部を触った場合、すぐに手を洗う。
- 患部や唾液にウイルスが含まれるので、発症時はキスやオーラルセックスは避ける。
ヘルペスになっている人の口をつけたもの(コップや箸やペットボトルの飲み口など)に他の人が口をつけたりするとうつりますし、キスなんてもってのほかです。なるべく回し飲みや口をつけた食べ物を一緒に食べるなどの行為も治るまではしない方がいいです。お気をつけ下さい。
特に相手がアトピー性皮膚炎などをもっていると患部と接触した部分(皮膚)にひどい症状をきたすこともあります。
また性交などによっても性器にヘルペスができてしまう可能性もあります。その他にも口内にできたり、リンパ腺が腫れたりする場合もあるのでご注意ください。
口唇ヘルペスの感染力は
口唇ヘルペスの再発が慢性化している人は、幼い頃に親から関節または、直接感染をしてしまった方です。
ほとんどの人が口唇ヘルペスの原因単純ヘルペスⅠ型の保菌者です。
口唇ヘルペス
口唇ヘルペスは、感染しても症状の出る人や出ない人、かなり経過してから症状が出る人などいろんなケースがありますので、どの時点で誰に移されたかはほとんど分かりません。
同じ単純ヘルペスでも性器ヘルペスは主に性行為で感染するので、比較的セックスパートナーを特定できますので、相手を絞る事ができます。
口唇ヘルペスはほとんどの場合家族から感染しているので、誰にうつされたかは全く分かりません。
口唇ヘルペスは、一度感染しますと神経悦に住み着いて、その後一生ヘルペスウイルスはその場から消える事はありません。
口唇ヘルペスの原因菌は単純ヘルペスウイルス1型で、このウイルスは何処にでもあり成人で60%以上、高齢者では90%がキャリアだと言われています。
ですが、口唇ヘルぺスに感染している方のほとんどが、症状が出ない人で自分が口唇ヘルペスに感染している事に気が付きません。
口唇ヘルペスの症状は、初めて発症した時が一番症状が酷く、その後の再発ではそれほど強い症状が出る事はありません。
子供への口唇ヘルペスの感染経路は、子どもへのキス、コップの回し飲み、唾液の飛沫などによるウイルスの間接感染が主なものになります。
大人がキスするのもかなり危険が強いと思いがちですが、ほとんどの人が口唇ヘルペスに感染していますのであまり心配する必要はありません。(*^_^*)
大人の場合には口唇ヘルペスに関して敏感になってもあまり意味がありません、ですが口唇ヘルペスの症状が出ている場合には人に移しやすいのでマナーとして気を付けましょう。
赤ちゃんや、幼い子がいる家庭では、出来るだけ子供に口唇ヘルペスを移さないために直接間接感染に注意をしてあげましょう。(実際は必ず移してしまいますのであまり意識しても意味がありません。)
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ヘルペスの原因と症状はどうなの?
目次1 ヘルペスの原因菌について詳しく解説1.1 ヘルペスの種類2 ヘルペスの原因と症状について詳し ...
口角炎
口唇ヘルペスとよく似た病気に口角炎があります。
これは唇の端の口角がひび割れてきてヒリヒリと痛むのが特徴です。
口角炎はヘルぺスの症状に似てえいますが、感染性の病気ではありません。
過労やストレスで免疫力が低下したとき、ビタミンB2やB6が不足したときなどに起きる皮膚の疾患です。
口唇ヘルペスも、風邪や過労、ストレスなどで免疫力が低下したときに再発しますので、間違い安いですね。
まとめ
ヘルペスの再発の頻度は個人差が多く年に数回再発する人もいれば、何年経っても全く再発しない人もいます。
口唇ヘルペスは、症状が出たらすぐにバルトレックスなど内服薬とゾビラックスなど塗り薬を併用して治療する事でほとんど症状が出ません。
ヘルペスを再発のとき、放置しても自然治癒で1~2週間で治りますが、くすりを使用する事で家族やパートナーにうつすリスクを低減できます。
性器ヘルペスの原因菌、単純ヘルペス2型のキャリアは10%程度と少ないので、こちらは移されないように注意しましょう。