最近ではお薬の販売形式が変わって市販薬の中にも効果のある「第1類医薬品」が発売されるようになっています。
※基本的に薬剤師から直接購入しなければいけません。
ですが処方薬にくらべますと、確実に有効成分の量が少ないので、初期段階のヘルペス以外には利用できません。
市販薬の使用に関してアメリカで、長期使用による耐性菌の発生を懸念するレポートが出されています。
市販薬の利用は、かなりヘルペスに慣れている方で、自分のヘルペスの状態がどの段階にあるのかを分かっている人でないと利用する事はおすすめしません。
特になかなか治らないヘルぺスの症状に対していつまでも市販薬を使用する事は絶対に止めて下さい。
バルトレックスが効かないウイルスを発生させる原因になります。
口唇ヘルペスの市販薬
口唇ヘルペスの治療にはこれまで医師が処方薬だけでしたが、薬事法が変わってドラッグストアでも購入できる市販薬が登場しました。
市販薬には「第1類医薬品」「第2類医薬品」「第3類医薬品」の3種類があります。
ドラッグストアーでの購入
口唇ヘルペスの薬は薬剤師が対面で販売しなければいけない「第1類医薬品」になります。
ドラッグストアで口唇ヘルペスの軟膏を購入時に薬剤師に聞かれることは「以前に口唇ヘルペスで医者に行った事がありますか?」と聞かれます。
市販薬で効果のある段階は、再発の初期段階のみで、始めて発症した方やすでに悪化している方への使用はできません。
初めて口唇ヘルペスの症状が出た場合には、「症状が酷いケースが多い」、「口唇ヘルペスかどうか分からない」などの理由によって販売が禁止されています。
すでにヘルペスの症状が何度も出ている人は、再発しますと独特の感覚ですぐに分かりますので、誤診してしまう可能性が少ないので、その場合はドラッグストアーでも販売できます。
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ヘルペスの市販薬はどう?
ヘルペスの市販薬が沢山ドラッグストアーに行きますと発売されています。 一部のヘルペスの市販薬は第一類 ...
市販のお薬の限界
口唇ヘルペスの処方薬には、内服薬のバルトレックスとゾビラックスの2点があります。
この中でバルトレックスはヘルペスの特効薬で、性器ヘルペスなどや他のヘルペスにも効果のある最強のお薬です。
市販薬では口唇ヘルペスの予防や、性器ヘルペスなどの治療はできません。
市販薬の成分は処方薬と同じアシクロビルですが、軟膏などの外用薬だけの販売になります。
市販薬には、アシクロビルを有効成分とする「アクチビア軟膏」、「ヘルペシアクリーム」、「ヘルペエース」のほか、「アセラナS」などがあります。
口唇ヘルペスの市販薬購入時には、再発以外にもう1点薬剤師に「唇の回りに使用しますか?」と聞かれます。
これを聞く理由は、市販薬は性器ヘルペスには効果がないので、口唇ヘルペスで問題ないのかの確認になります。
市販薬では性器ヘルぺスを治療する事はできません。間違えて購入してその薬に頼っていますと、症状を更に悪化させてしまう可能性が十分にあるからです。
市販薬の限界は、口唇ヘルペスの再発だけの治療を早い段階で始める事ができるだけの効果しかない事です。