口唇ヘルペスは下記のような順番で症状が出てきます。
- 口の回りがピリピリ、チクチク、むず痒くなる
- 皮膚に違和感を感じる部分に赤く腫れが出てくる
- 症状が出てから約3日後程で水ぶくれに変化する
- 水ぶくれが破裂し瘡蓋になって瘡蓋が取れて治る
通常ですとこの治癒までの期間が2週間程掛かります。
このような症状が出ている初期の状態でバルトレックスを使用する事で、治癒までの日数を短縮する事が可能です。
口唇ヘルペスが発症する状態
- 病気で抗生物質を服用し免疫力が低下
- 仕事で強いストレスを感じる
- 風邪をひき高熱が出て苦しい
- 働き過ぎで過労の状態
- 月経前でホルモンバランスが乱れている
- 外出で紫外線を受けたとき
上記のような状況にいた時にはヘルペスは発症する可能性がありますので、出来るだけこのような状況を避ける工夫が必要です。
食事でも症状を改善
- 魚介類:かつお、サバ、鮭
- 大豆類:あずき、豆腐、納豆
- 肉類:鶏肉、豚肉、牛肉
- 麺類:そば
- 乳製品:ヨーグルトなど
上記のような食品にはリジンと言う必須アミノ酸は多く入っており、リジンはかさぶたの治癒を促進し、ヘルペスの発生率を低くするだけでなく、かゆみや炎症などにも効果があります。
口唇ヘルペスの再発予防と早期治療
口唇ヘルペスは年に2回ぐらいの間隔で再発を繰り返す面倒な病気です。
通常は、三叉神経の中で静かに暮らしていますが、免疫力が低下したときに増殖を初めて、唇にピリピリと痛む水泡を作ります。
口唇ヘルペスをひき起こすのはウイルスは「単純ヘルペス1型」です。
「ヘルペス」の語源は水泡と言う意味で、ヒトに感染するヘルペスウイルスは全部で8種類です。
その中で一番一般的なヘルペスが「単純ヘルペス1型」になります。
単純ヘルペス1型に感染している人の割合は、成人の60%以上、高齢者の90%以上となっています。
このような状況ですので、ほとんどの人は子供の頃に家族間で感染してしまいます。
口唇ヘルペスに感染した人の多くは全く発症する事が無く、発症する人は年に2~3度再発を繰り返すようです。
再発の大きな要因は、睡眠不足、ストレス、風邪、過労、睡眠不足、ストレスなどによる免疫力の低下が大きな要因になっています。
又強い紫外線によって再発する人もいます。
女性では月経前症候群(PMS)のある人は、その時に発症しやすいと言われています。
初めて口唇ヘルペスの症状が出た人は重い症状になるのが、一般的です。
初めての発症では唇の広い範囲に水泡ができ、高熱が出たり、あごのリンパ節が腫れるなどの症状が出ます。
再発のケースでは、口元に少し水ぶくれが出る程度で、酷い症状にはなりません。
口唇ヘルぺスが再発する場合には、独特の前駆症状があらわれますのでそれをサインに早期治療を開始できます。
この段階でバルトレックスなどの内服薬やゾルビックスなどの塗り薬を使用しますと、症状はほとんど出ないで治癒できます。
口唇ヘルペスの再発時の治療には市販薬も使用できます。
口唇ヘルペスの市販薬は「第1類医薬品」で薬剤師が対面で販売しなければいけない事になっています。
市販品は「アクチビア軟膏」、「ヘルペシアクリーム」、「ヘルペエース」「アセラナS」などが販売されています。
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